今日は、彼女と過ごす初めての記念日。
気合いは満タンだ。でも、気合いが空回りしないように、事前に彼女としっかり話し合いもしてきた。
彼女はサプライズがあまり得意ではない。
だからこそ、「確実で、失敗のないデート」それが今回のテーマだった。
仕事終わり。事前に話していた通り、予約したレストランの最寄り駅で待ち合わせ。レストランまでの道のりから、すでに楽しい。
ただ、初めての記念日ということもあって、どこか落ち着かない自分もいた。でも、その不安は杞憂だった。
レストランは雰囲気も味も完璧。彼女の反応も良く、「今日は間違いない」そう確信できる時間だった。
食事のあとは、ホテルのバーで軽く飲み直すプラン。
ここも、事前に調べた通り。静かで大人な空間。この流れも完璧だった。
そして、そのままホテルへチェックイン。
ホテル選びも、彼女の好みを優先して選んだ。正直、ここまで一切の隙はなかった。
……が、そこで事件は起きる。
フロントでチェックイン手続きを進める中、スタッフの一言で空気が変わった。
「こちら、シングルルームでのご予約になります」
一瞬、頭が真っ白になった。
シングル?そんなはずはない。
フロントでの、あの微妙な空気感。今でもはっきり覚えている。
完全に、自分のミスだった。予約時に、部屋タイプを確認したつもりで、実は確認できていなかった。
ただ、救いだったのは、そこが高級ホテルだったこと。事情を察してくれたのか、空室を確認してくれ、部屋の取り直しを提案してくれた。空室があったのも、本当に不幸中の幸いだった。
結果的に、無事に部屋を変更でき、大事には至らなかった。
初めての記念日。完璧なはずだったデートに、まさかのトラブルはあった。
でも今振り返ると、その出来事も含めて、強く印象に残る記念日になったと思う。
今回の教訓。
・「確認したつもり」が一番危ない
・大事な日は、予約内容をもう一度見る
・トラブル対応で、人や場所の価値が分かる
完璧じゃなかったからこそ、忘れられない一日になったのかもしれない。


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