コンビニで起きた事故。納得できなかった過失割合の話

車トラブル

仕事中の昼休み。信号のある交差点の角にあるコンビニへ、昼食を買いに行った。

車は、いわゆる島地の車枠に駐車。特に変わったこともなく、いつも通りだ。

買い物を終えて、出発。

周囲を確認し、左右も見た。歩行者も自転車もいない。「よし」そう思って車を動かした、その瞬間だった。

――ドーン!!!!!

何が起きたのか、一瞬分からなかった。衝撃は左後方。

見ると、左後ろの死角から、かなりのスピードで来た車と衝突していた。

相手の運転手はすぐに降りてきて、こう言った。

「急いでいて、信号が赤だったので、コンビニの中をショートカットしようとしてしまいました。本当に申し訳ありません」

完全に平謝りだった。

警察官が到着し、双方別々に事情を説明。

ドライブレコーダーも確認された。

警察官は、「これはちょっと気の毒ですね……」と、明らかにこちらに同情的だった。

赤信号を避けるために、コンビニ敷地内を猛スピードでショートカット。そんな車と当たるなんて、想像もしない。

現場でできる対応を終え、あとは保険会社同士で、ということで解散した。

数日後。保険会社から連絡が入った。

内容を聞いて、耳を疑った。

「過失割合ですが、今回はあなたのほうが大きくなります」

……は?

相手は赤信号を嫌がって敷地内をショートカットしている。どう考えても、相手のほうが悪いと思った。

だが、説明はこうだった。「駐車枠から通路へ出る車は、通路を走行している車よりも過失割合が大きくなる判例が多く、今回はそれに基づいた判断になります」

つまり、“動いている通路側”と“出庫する側”という構図では、事情よりも立場が優先される。

納得はいかなかった。現場の警察官も同情してくれた。でも、判例には勝てなかった。

結果的に、泣き寝入りに近い形で処理された。

今回の教訓。

・「おかしな運転」をする人は必ずいる

・正しくても、不利になるケースはある

・駐車枠から出る時は、想像以上に慎重になる

それ以来、車枠から出るときは、「来るはずがない方向」まで確認するようになった。事故は、理屈ではなく、結果で判断されることがある。そう痛感した出来事だった。

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